塾長紹介

中越 裕子(なかこし ゆうこ)

名古屋大学卒業
卒業後診療放射線技師として病院勤務
2007年 長女の不登校をきっかけに自宅でFC塾を開始
2012年 家庭の事情により休校
2017年 発達障害学習支援シニアサポーター
2019年 IEJUKUみずの坂 開設
2019年 コグトレ研修会 初級・中級終了
2023年 方眼ノートトレーナー

「家で猫が寝ているのを見ていると心がホッとする」「塾は気が重いけど、でも友だちと一緒に勉強する時間はなぜかいつもより楽しく感じられる」──子どもの頃、私はそう感じていました。

「家」と「塾」それぞれの良いところを合わせたような学習環境があれば、子どもたちは今よりもずっと勉強が好きになるはず──私が家塾を開いたのは、そんな思いからでした。

学校や塾に行くことを戦場に行くのと同じように感じてしまう子もいます。そういう子でも、自宅にいるように安心できて、癒されて、それでいて学ぶことの面白さも感じられる。通うのが楽しみになる。そしていずれは家塾に来なくても一人で勉強できるようになってほしい。それが私の願いです。

塾長としての私は、先生のようでいて親のようでもあり、人生の先輩であり、カウンセラーでもあり、相談相手であり、そしてときには友のように接することもあります。

家塾では子どもたちの自主性を尊重し、必要以上に干渉することはしません。それゆえ子どもたちは自分自身と向き合うようになります。自分で考えて行動しなくてはいけません。ときにはそれが辛いこともあるでしょう。

それでもこれまで多くの子どもたちがそれをやり抜いて巣立っていきました。そんな卒業生たちを私は心から誇りに思います。

いつしか大人になって辛いことや壁にぶち当たったとき、この塾でのことを思い出してほしい。猫や犬を撫でながら、友だちと笑い合い励まし合いながら自らの意志で勉強していたということを。きっと生涯の支えになるはずです。子どもたちが自分の居場所を見つけられる、そして学びの楽しさを感じられる、家塾はそういう場でありたいと考えています。