考えられる脳にするには?

カブトムシの分け方に見る考える力

カブトムシが5匹いる。

2人で分けると、1人は何匹もらえるだろうか。

中学生が「2.5匹」と答えると、小学生の女の子は「カブトムシを半分に分けるの?いらんわ!」と言った。

計算式は5÷2=2.5である。

しかし、カブトムシを2.5匹に分けることはできない。

つまり、計算式は正しいが、意味が理解されていないのです。

計算はできても応用力のない脳の状態とは?

単純作業に慣れた状態の脳になってしまっているからです。

そこから、創造性も応用力も生まれては来ないでしょう。

応用力とは、新しい問題に出会ったときに、過去に学んだ知識や経験を活用して、解決策を導き出す力である。

問題の意味を理解していないと、過去の知識や経験を関連づけることができず、応用力が身につかない。

大切なのは理解しながら覚えること

この問題を改善するには、理解しながら覚えることが大切である。

何度も同じ問題を解くだけでは、意味が理解できないままになってしまう。

問題を解く前に、まずは問題の意味を理解する。そして、その意味を踏まえて、問題を解く方法を考える。

そうすることで、問題の意味を理解しながら、計算や暗記をすることができるようになる。