勉強が苦手な子に効果的な勉強法とは?
勉強には、①開く、②話す、③想像する、④覚える、という4つの基礎があります。当塾では、この4つの基礎を鍛えるために、コグトレとイメージ記憶を使っています。
まずは、自己肯定感を高めることが大切
苦手なことをやらされるとできないという体験をまずさせない。
境界知能の子は、理解するのに時間がかかります。
決して遅滞しているわけではありません。
時間がかかるのなら、時間をかけてやればいいのです。
学校の標準的な決まりに合わせる必要はありません。
おすすめの勉強法は、辞書引き
辞書を引きながら、知っている言葉を探して付箋を貼っていきます。
例えば、「アイスクリーム」とかどうでしょう。
「アイスクリーム」の説明は、大人でも難しいでしょう。
知っている言葉を探して付箋を貼っていくのは、単純な作業に思えますが、結構奥が深いものです。
付箋が増えていくので、達成感も感じられます。友達と競争するのも良いでしょう。
境界知能の子の接し方の鍵は、自己肯定感と習慣化
境界知能の子の接し方の鍵は、自己肯定感を持たせてあげることです。
知っている言葉を探すだけ、付箋を貼るだけ、番号をつけるだけで、自己肯定感は育ちます。
2つ目は「習慣化」です。これは大人でも難しいことです。毎日少しずつでも、勉強を習慣化させましょう。
やり抜く力を身につけるには
気持ちを切り替えて、机に向かう。
3つ目の鍵は、「教えない」ことです。
辞書引きで、知っている言葉を探します。
付箋がいっぱいになるまで、やり続けます。
「こんなにいっぱいになった!」
「もっとやりたい!」
こう思えるように、プロセスを組んであげましょう。
自己肯定感を育てた子は、ゆっくりですが確実に伸びていきます。